つうざき歯科|東近江市の歯科

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歯周病

Medical

歯磨きをすると血が出る、歯が揺れてきた、口臭がひどい。
そんな時は歯周病が疑われます。放置すると最悪、歯が自然に抜けてしまうこともあります。
初期の歯周病はほとんど症状がなく進行します。ご自身で気づいてからは遅い場合があります。
大切な歯を失わないように一度検査をされてみてはどうでしょうか?

歯周病とは

歯の周りにある歯周組織に起きる炎症性の病気の総称です。プラーク中の細菌が原因となって起きます。歯肉炎と歯周炎の2種類に大別され、前者は歯周組織のうち歯肉(歯茎)のみが赤く腫れる病変であるのに対し、後者は歯肉だけではなく、歯を支えている歯根膜や歯槽骨にまで炎症が及んだ状態です。

歯周病の進行過程

健康な状態

健康な状態

正常な歯ぐきは、白っぽいピンク色をしています。ブラッシングをしていて血が出るということはありません。弾力があって、引き締まっており、歯と歯の間の歯肉は、とがった形をしています。
健康な状態でも、歯と歯ぐきの間にはわずかな溝が存在しますが、深さは0.52mm程度です。

軽度の歯周病

軽度の歯周病

歯炎症が歯くぎを突破し歯槽骨(歯を支えている骨)にまで及んだ状態です。歯と歯ぐきの間の溝(病的な状態では歯周ポケットと言います)が3mm程度とやや深くなります。
この状態では通常あまり症状はありません。歯磨き時に痛みや出血が見られます。正しい歯磨き習慣とで、それ以上の進行を防ぐことが出来ます。

中程度の歯周病

中程度の歯周病

炎症によって溶かされた骨の量が更に多くなり、歯周ポケットも4~5mmと深くなっていきます。この状態になると歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収もかなり進むため歯が左右に少し揺れたりすることもあります。

 

重度の歯周病

重度の歯周病

歯周ポケットが6mm以上の深さに達し,いくら心を入れ替えてブラッシングを行ったとしても、もう自力で治すことは出来ません。この段階になると、歯がグラグラ揺れるため硬い物を噛む時,痛みや不安を感じます。また口臭もきつくなります。治療もかなり長期にわたり
スケーリングとブラッシング指導を行っていかないと進行を止めることは出来ません。
歯と歯ぐきの間に出来た溝が6mm以上の深さに達した状態で、もはや自力で治すことは不可能です。

最終段階の歯周病

最終段階の歯周病

歯を支えている歯槽骨がほとんどなくなり、歯は前後左右上下に動いてしまう状態で、ほとんど食べ物を噛むことが出来ません。この段階になってしまうと歯を保存することが非常に困難になり残念ですが出来るだけ早期に歯を抜いて代わりの物を入れていかなければなりません。
歯を支えている骨がほとんど無い状態です。